GIS研究はじめました
研究を始めました!
論文書きます!
なぜ突然?
僕は大学を卒業研究をせずに卒業してしまいました。
そのため「研究」の経験がなく、「研究室」という場にも一切つながりがありません。
そのことに、ずっとアカデミアに対してコンプレックスを抱いて生きてきました。
このままではいけない!!
ある日、このことをChatGPTに相談したところ、
あなたの歩行データと、歴史・地理の知識、プログラミングスキルを活かして、研究を一本やってみなよ!
というようなことを言われたので、やってみます!
何ができそうなのか
僕は2022年から年に数回、街道を歩いて旅しています。
- 2022年4月23日〜5月8日: 日本橋 〜 京都三条大橋(東海道:鈴鹿峠経由)
- 2023年4月28日〜5月13日: 京都三条大橋 〜 日本橋(中山道:関ヶ原経由、美濃路、姫街道、東海道)
- 2023年12月29日〜2024年1月5日: 備中高松城 〜 天王山(西国街道、「伝・中国大返しルート」)
- 2024年5月3日〜5月12日: 日本橋 〜 日光、宇都宮 〜 白河 〜 郡山(日光道中、奥州道中)
- 2024年12月31日〜2024年1月4日: 堺 〜 白子(「伝・家康伊賀越ルート」)
- 2025年5月3日〜5月10日: 日本橋 〜 下諏訪(中山道:碓氷峠経由)
それ以外にも多くの道を歩いています。
つまり、十分な実際の歩行データが蓄積しているはずです。
しかも、ただ歩くだけでなく、史跡に興味を持ち、本などを読んで勉強もしています。
これらを総合し、プログラマーとしての業務で培ったITスキルも活かせば、歴史・地理・GIS・実地調査を絡めた研究ができるのではないかと思います。
GISを使いますが、分野としては、どちらかというと地理、歴史、文化史、民俗学といった人文学の領域に近いかもしれません。
大学では数理情報科学を学んでいた僕にとっては未経験の分野ですが、興味と情熱でチャレンジしてみようと思います。
何の研究をするのか
最初の研究対象は「箱根八里」に決めました。
僕はすでに小田原〜箱根峠を往復あわせて3回も歩いています。
GoogleMapの歩行履歴や写真のExif情報だけでも、相当なデータが蓄積しているはずです!
さらに、東京の自宅から近いので実地調査もしやすいです。
すでにリポジトリを作成し、オープンサイエンスとして公開しました!
https://github.com/susumuishigami/hakone-geo-walker/
いずれはエリアを箱根に限定せず、街道に関わるデータ分析を交えた研究へと広げていきたいです。
せっかく韓国語も勉強しているので、朝鮮通信使なども興味深いですね!
Geo walker / 地理情報行路者とは
せっかくなので、大学に属さない「在野の研究者」として肩書きを作ることにしました。
その名も、
「Geo walker / 地理情報行路者」
です!
- 単に「地理」のことを “Geo” っていうと、なんか先進的→「情報」
- 主たるアイデンティティは「歩く人」。「歩く、研究者」ではなく「研究をする、歩く人」だから “〜 walker”
- なんとなく “Geocoder” と語呂が近い
- 日本の研究をするんだから日本語名も作ろう。walker = 道を歩く人=「行路者」かっこいい!!
- 少し古風なニュアンス → 「歴史」っぽい!!
という感じで決めたのですが、早速気に入っています。
これからは「行路者」として生きていこうと思います。
GPTセンセイ
研究は未経験なので、ChatGPTにみっちり指導してもらっています。
- 研究の進め方
- 資料の集め方
- 資料の読み方
- 時間配分
- 論文の構成
大学で言えば卒論の指導教員のような存在でしょうか。
しかも、いつでもどんなことでも相談に乗ってくれる!ありがたい!

ただし、たまーに「実際には存在しない書籍」を紹介してくるのが困ったセンセイです🤣
それでも研究素人の僕にとっては、とても心強いセンセイです!
「センセイ、時間かけていいから確実な情報を教えてください!」
きっと、プログラミング未経験の人がAIを使ってプログラミングをするのも、こんな感じなのでしょうね。
専門家にしかできなかったことの裾野が広がるのは、良いことだと思います。
個人でAIを使ってここまでできる。
本当に、すごい時代になりましたね。